ゲームエッセイ・映画解説blog

最近は、モンハンXXエッセイメインで書いてます!

モンハンXX三人狩り日記④

前回までのモンハンXX三人狩り日記は!(海外ドラマ風www)

 

突然のログアウト。「ネットがつながらない?」

失敗。「くそ!また落ちた!」

発狂。「ジェイコオオオオム!!」

繰り返しの挑戦!「実験に付き合ってもらえるか?」

孤独を幼女で癒すフンドシ「老婆より幼女!幼女ぉぉぉ!!」

そして、解決。ネクストステージへ「さ、次は何行く?」

 

そんなわけで、前回の続きですwww

上の海外ドラマ風あらすじは、やってみたかっただけなので読み流して下さいwww

 

さて、我々(特に兄貴)を苦しめたネット不慮問題も一応の解決をはたし、俺達三人はやっと落ち着いてマルチプレイを楽しめる事になった。

 

「よし。じゃあ何行こうか?」

 

そう言う笹原さんに「じゃあこの前言ったハプルポッカの戦い方を指南する件やっちゃおうか?」と、俺は応えた。

 

少し前の事。一件のお便りが俺のスマホに届いた。

宛先の主はダブルクロス初心者の笹村(笹原)さんからで、内容は以下の用になる。

※一部文章が誇張されて書かれいます。

 

依頼人。笹村。

※カッチョ教官!村クエのハプルなんとかがうざくて倒せません!なんとかしろこの野郎!!なんとかしたら可愛いクロチー(笹原さん家のにゃんこ)の可愛いボイス聞かせてやんよ!

 

との事。なるほど。ハプルポッカさんですか?確かにアイツはソロでしかも初見で戦うとなるとかなりめんどくさい相手!ここは一丁俺のハプルポッカ討伐指南を教授してやりますかな!と、ハプルポッカに苦しむ笹原さんに「じゃあ今度マルチプレイする時に、ハプルポッカの立ち回り方教えるよ!」と約束を交わしていたのである。

 

てなわけで、その約束通りに俺はハプルポッカ討伐の立ち回り方を二人に指南する事となった。

 

「とりあえず、3っつの事を守ってもらえればハプルポッカ討伐はチョロゴンだし。マルチプレイでのハプルポッカ討伐クエは凄く楽しいから期待してよ!」

 

と、前にハプルポッカに散々な目にあった笹原さんに伝えるが、笹原さんは「本当に~?」と、少し怪訝そうにしていた。

 

「まあ、こればかしは経験してもらわないと分からないよね!」と、今だハプルポッカへの苦手意識が抜けていない笹原さんに言い「ハプルポッカがどうとか、俺には分からないからさっさと行くべ!」と、先からクエスト受注場の前に張り付いてる兄貴急かされ、俺達はハプルポッカ討伐へと向かった。

 

「とりあえず、先ずは俺が見本を見せるから二人はそれを見て覚えて下さい」

 

そう言って、俺はすかさずハプルポッカの居るエリアまで二人を誘導し、二人にもハプルポッカの起動が見える様にペイント弾を砂山に擬態しているハプルポッカへ着弾させた。

 

ハプルポッカが着弾され、俺に気付いた所で「とりあえず、爆弾を適当な場所に置きます」と、エリアの中心地辺りに至急されていた至急用大タル爆弾Gをセットした。そして、すかさずその置いた爆弾に向かって音爆弾を投げつけた!

 

キイイイイイィィンッ!!

 

投げつけた音爆弾は、耳障りな金属音をエリア一面に響かせ拡散。すると、その音に引かれる様にハプルポッカが大きな口を開けて突っ込んで来た。餌に食いついたのだ!

 

「守るべき用途は3つ。1つは爆弾を見渡しの効く場所に置く。1つは置いた爆弾に向かって音爆弾を投げる。そして、最後は・・・」

 

 

ドオオオオオオオオンッ!!

 

「爆弾を食べ。その爆弾が御腹の中で爆発し、その衝撃でハプルポッカがふらついた所に全員武器を“構えず”に突っ込む!これが最後の用途です!全員突撃ぃぃぃっ!!」

 

その俺の合図に、回りで俺の一連の動きを監察していた二人は「良く分からんけど突っ込むのは任せろ!」と、ふらつくハプルポッカへと突撃へを開始した!

すると、そのふらつくハプルポッカにあるアクションが出来る事に気が付いた笹原さんが「えっ?!コイツ釣れるの?!」と、ナイスなリアクションを上げてくれたのだ!

 

「そう!ハプルポッカは御腹に爆弾を入れ。爆発させた後ふらついてる間に釣る事が出来る!しかも!“クエストに参加しているハンター全員一緒”にね!!しゃっ!釣れえええぇぇぇぇぇ!!!」

 

これが、俺の言うハプルポッカはマルチプレイ向きのクエストと言う理由である。

爆弾を置く人。その爆弾に音爆弾を投げる人。そして、飲み込ませた爆弾が爆発してハプルポッカがふらついた時にクエスト参加者全員で釣り上げる動作。ここまで“複数人で担当分けがしっかり出来るクエスト”は、多分ハプルポッカぐらいじゃないかと思う。

 

現に、クエストに向かう前まであまり乗り気じゃ無かった笹原さんは、今現在ゲラゲラ笑いながら「おおお釣れえええぇぇぇぇぇ!!!」と、楽しそうにハプルポッカを釣り上げている。勿論、兄貴も「え?皆で釣ってんの?」と、複数人で釣り上げている事実を知り。新鮮な驚きの声を上げているのだ。

 

ハプルポッカ討伐クエはマルチプレイ向きなのは、このリアクションを見れば間違い無い!そう言って良いだろう。

 

で、本筋のクエストなのだが、勿論ハプルポッカを釣り上げる事に成功していた!

 

「んんんんんんっ!!フィッシュウウウウウウ!!」

 

そう叫ぶ俺の声に合わせ、俺達3人の力で砂漠からハプルポッカは地面へ釣り上げられた!

 

「おけ!後は煮るなり焼くなり好きにして!」

 

「よっしゃ!この瞬間を待っていたぜ!!」

 

「ボッコボコじゃあああ!!!」

 

と、先まで俺の見本をただ見てるだけで暇していた二人は、やっと暴れられると地面に打ち上げられたハプルポッカのカラフルな御腹目掛けて攻撃を始めた!いきいきしてやがるwww

 

それから数分程、ジタバタともがくハプルポッカを集団リンチした後。なんとか体制を立て直したハプルポッカ、また砂漠に潜っていった。

 

「と、見てもらった通り。これがハプルポッカ討伐の立ち回り方なんだけど。誰か練習してみる?」

 

「あ、じゃあ私も爆弾持って来てるから私やってみるよ!げへへへ!積年の恨み晴らしちゃる!」と、練習と言う名の村クエでの復讐を果たさんと、笹原さんは自前で持って来ていた大タル爆弾をちゃんと広い場所にセット。そして、ちゃんと俺がしていた通りに音爆弾を設置した爆弾に向かって投げつけた!

 

すると、何を思ったのか、何故か兄貴がそのセットされた爆弾の側に行き。ピタリとその場に留まった。そして、悲劇は起きた。

 

兄貴が爆弾の前に立ち、後で聞いたのだが「ハプルポッカを誘導しようと思ったん」との身を呈したおとり作戦を実行していた中。笹原さんの投げた音爆弾に誘導されて出て来たと思われたハプルポッカは、突然、砂漠の砂を吸い込み始めたのである!

 

「あ!危なっ」と言う間もなく爆弾の側に居た二人は、ハプルポッカの吐く砂のブレスと側に置いてあった爆弾の爆発に吹っ飛ばされ。体力も吹っ飛ばされたのだwww

 

「ちょっとwwwカッチョに言われた通りにしたら爆発したんだけどwww」

 

「俺も巻き添えで体力がギュンっと減ったんですけど!!www」

 

「あ、それは私が置いた爆弾のダメージだわwwwえっと、タル爆弾じ~?だっけ?」

 

「まさかの大惨事だわwwwwwwくっそwww腹痛てぇwww」

 

と、もうまるでコントを見ている様な珍事に全員大爆笑wwwまさか、あのタイミングでハプルポッカが砂のブレス吐くなんてwww空気読んでるわwwwwww

 

と、まあそんなアクシデントもありましたが、その後は兄貴がしっかりと爆弾を食べさせ。再び皆でギャアギャア喚きながらハプルポッカを釣り上げボコボコにし、最終的には俺が持って来ていたシビレ罠を使い。無事に捕獲して終了した。

 

「どう?ハプルポッカ楽しいでしょ?」そうクエストを終えた二人に聞くと、二人とも嬉々とした声で「「楽しかった!!」」と、声を揃えて返事した。

 

と、そんな最初と最後でクエストのイメージを見事に反転させたハプルポッカ討伐クエを終らせ、じゃあ次は何する?なんてデフォルトな会話をしていると、俺はあるクエストに目星を着けた。

 

それは、“ナルガクルガ討伐クエ”である。

 

何故ナルガクルガかと言うと、理由は兄貴が前に「ブシドー上手く扱えねぇ」とぼやいており、その度に「ナルガ装備とかブシドースタイルと相性良いからナルガ出たら装備作りましょう!」と、約束していたからである!

 

まあ、当の本人(兄貴)は「へぇ~ナルガ装備か」位の反応で、約束していたとは思っていないかもであるwww

まあ、ナルガ装備は防具だけでなく、武器もかなり優秀なので狩っておいて損は無いと言う話しになり。次の相手はナルガクルガとなった。

 

「ナルガクルガは二人とも戦った事あるよね?」

 

「勿論あるよ!」

 

「血祭りじゃあああ!!!」

 

「兄貴もあるって言ってますwww」

 

「俺には血祭りじゃあああ!!!としか聞こえないわwwwwww」

 

「wwwwwwwww」

 

全員がナルガクルガとの戦闘経験がある事を確認し、俺達は呑気にナルガクルガ討伐クエへと向かった。

 

・・・しかし、このクエストはそんなチョロい物とはならなかったのだ。

 

クエスト開始数分後・・・。

笹原さんは死んだ(物理)←酷いwww

 

「ちょっとwwwなんかされた!なんかされたんだけど!?www」

 

「俺もなんかされたけど、目の前真っ暗で何されたかわかんねぇwwwササハラー1落ち~

wwwwwwwww」

 

と、自分が何故1落ちをきしたのか、全く理解出来ていない二人に俺はそっと「全て見てましたwww」と、笑いをこらえながらその状況をライトボウガンのスコープ越しに見ていた俺は状況説明を始めた。

 

先ず、ナルガクルガと戦闘が開始し。アタッカーの二人は勇猛果敢にナルガの懐に飛び込み。猪突猛進の勢いに攻撃を繰り返していた。しかし、その戦い方は正に諸刃の剣(もろはのつるぎ)!!二人の体力はみるみる減って行き。気付くと二人とも残り体力が半分程までに減っていた。

 

その時。事件は起きた。

 

体力が減り。笹原さんが回復しようとした瞬間!ナルガクルガが1度大きく口を開き、威嚇の様な仕草をした後。今まさに回復薬を飲もうとしている笹原さん目掛けてナルガクルガ最強の攻撃!小尾ビッタンを叩きつけたのだ!

 

結果。それをもろに食らった笹原さんは帰らぬ人(死んでないwww)に。兄貴はなんか知らないが自分から小尾ビッタンを食らいに行って被弾したのであった。

 

「いや!お尻向けたからチャンスかと思ったんだよ!本当だよ!」と、兄貴談。

 

と、まあそんな俺の状況説明を聞き。事実を知った被害者2名は先の失敗を繰り返すまいと、やっぱりナルガクルガに猪突猛進するのであるwww

 

なんて、偉そうに説明していた俺なのだが、今回の一番の被害者になるのはこの俺自身なのだった。

 

この後。ナルガクルガの洗礼を受けた二人はさっきの経験なのど、どこ吹く風と言わんばかりに接近戦を続け。俺はそんな二人をシビレ弾や、錬金で作れる全回復タル等を使ってカバーしガンナーらしい立ち回りをしていた。

 

が、どうやらそれがナルガクルガの怒りを買ったらしく。俺は必要なまでにナルガクルガに狙われ。悔しも1落ちしてしまったのだ。

 

「ぬああああっ?!なんだコイツ!やたら俺を狙ってくんだけど!!?」

 

「ガンナーなのにwww」

 

「ガンナーなのにwww」

 

「くっそwwwwww」

 

二人の優しい(?)慰めの言葉を受けつつ、俺は直ぐに戦闘復帰し「ちょっと真面目にやる!」と、自分に鞭を打った!

 

が、悲劇は終盤に起こってしまう。

戦闘に復帰した俺は、兎に角ナルガクルガとの距離感を一定に保ち。体力が半分弱まで減るより先に回復をし、ガンナーらしい立ち回りに専念した。

すると、さっきまで元気に暴れていたナルガクルガが痛そうに脚を引きずり。弱り始めた。

 

「ああ!これがピクシブ漫画の元ネタか」

 

突然、弱ったナルガクルガを見て、笹原さんがそんな事を呟いた。

話を聞くと、ピクシブと言う画像投稿サイトに子連れのお母さんナルガが、留守番する子供ナルガに「すぐ帰って来るからね」と言い残したまま帰って来ないと言う。実にハンターの心を抉る様な漫画があるらしいのだ。(後に読みました。読んでて辛かった)

 

で、弱ったナルガクルガを見て、「つまりお母さんナルガはハンターに狩られちゃったんだね」なんて笹原さんが言うもんだから俺と兄貴は「止めてえええええええ!!」やら、「狩りづれえええええええ!!」と発狂、悲鳴を上げていた。

 

なんて、事をしている間にナルガクルガは逃走。

それを見た俺は、笹原さんの悪魔の囁きから逃れつつ、エリア移動したナルガクルガを追撃しに向かった。が、そこからの記憶は無くなっている。

 

気が付くと、俺は地面に手を打ち。モニター画面には“クエスト失敗”の文字がデカデカと映っていた。

 

「え?」

 

茫然とした。頭が真っ白になった。

そして、怒りが芽生えた!!!

 

ーー最後の追撃時。俺の体力は満タンでは無かった。しかし、相手は弱っていると孝(たか)をくくっていた俺は体力を回復せずに追撃に向かい。そして、激しい逆襲にあったのだ。

 

思えば、このナルガクルガはやたらと俺を目の敵にしていたのだった。そりゃあ、弱り目に祟り目に追撃されれば怒りもするだろう。くそ!これが子を待たせる母の力だと言うのか?

 

皮肉にも、笹原さんの話した漫画の様に子を待たせる結果にはならず。お母さんナルガは、無事にハンターを討伐し、帰りを待つ子供の元へと帰って行ったのだ。

 

そして、俺は自身の不甲斐なさに怒り!

「今日のマルチ終わったらナルガクルガ合宿行ってくる!後、もうネタ装備止める!!」と、自分に試練を与え、ネタ装備の卒業宣言をした。

 

そんな俺に二人は「そんな気にすんなよ」やら「カッチョはフンドシ装備じゃないと!」やらと、優しい言葉をかけてくれたのだが、やはり先の不甲斐ない自分の戦い方を許せない俺は、「ネタ装備はもう限界じゃあああ!!!」と、発狂した。

 

果たして、俺は次のマルチで本当にネタ装備を卒業するのだろうか?その話はまた次回!

 

いやはや、母は強いわwww